こんにちは。
最近のパセリ君の様子についてのブログを書いてみたいと思います。


 食道狭窄(しょくどうきょうさく)

パセリ君は、昨年(2024年)に食道狭窄(しょくどうきょうさく)という病気を発症しました。

何らかのきっかけで食道が細くなり、固形フードが喉を通らなくなってしまいました。詰まっては吐いてしまうというつらい毎日…。

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そこから、
計8回もの手術を受けました。

食事はパセリ君のためにご支援でいただいた総合栄養食のウェットフードや細かく砕いたフード。

毎日の食事管理をボランティアさんたちが懸命に行い、何とか体重を落とさないように支えてきました。

そして今は、固形フードも問題なく食べられるようになりました。

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しっかり回復力を見せてくれたパセリ君、本当に本当にえらい子です。


膀胱炎(ぼうこうえん)

でも最近では、
膀胱炎(ぼうこうえん)を繰り返し発症するようになりました。

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トイレに出たり入ったりを繰り返した結果、短時間でこんなに猫砂が飛び散っています

症状は
  • 血尿が出る
    おしっこに血が混じる
  • 何度もトイレに行く(頻尿)
    実際にはあまり尿が出ていないのに、トイレに出たり入ったりを繰り返す
  • 陰部をしきりに舐める
    違和感や痛みにより、気にして舐めたりする
  • 食欲が落ちる・元気がなくなる
    膀胱炎の痛みや不快感が続き、普段元気でも食欲が落ちたりします


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先日も、動物病院での経過観察のために入院していました。

膀胱炎の原因には、たとえばストレス、水分不足、免疫低下、細菌感染などさまざまあります。

私たちはできることとして
  • お水の置き場所を増やして水分摂取を促す
  • ストレス軽減のための環境づくり
  • クランベリーのサプリメントなども活用
など、日々工夫をこらしながら、パセリ君の体調を整えるようにしています。
検査の結果、結石ではありませんでした。

特に男の子は尿道閉塞を起こしやすく、緊急治療が必要になるケースもあるようなので今後も注意が必要です。

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大好きなシーバに錠剤のお薬を中に仕込んであげています。パセリ君は、お薬に気づかないので、投薬しやすくて、とても助かる


 原因不明のふらつき…
もともと少しふらつきのある歩き方をしていたパセリ君ですが、数ヶ月前には明らかに様子がおかしくなり、緊急で動物病院へ搬送することになりました。

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  • 正常に歩けず、自然と左回転する
  • 頭がふらふらと揺れる
  • トイレで排泄ができず、床やクッションベッドでウンチやおしっこを漏らす
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自然と頭が左に向いてしまう

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カラダが2つに折り畳まれたように左回転してしまうパセリ君…

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くつろいでいても頭が左に向いてしまいます

動物病院でいろいろな検査をしていただきましたが、明確な原因は分からず…

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数週間たつと、通常の生活、いつもの穏やかなパセリ君に戻っていきました。
いまは左回転することはありません。

パセリ君は謎の病が多く、2023年にも生死を彷徨う日々がありました…

セカンドオピニオン、サードオピニオン、
複数の動物病院をハシゴしてもわからなかった病。
それも入院や、ボランティアさんのこまめなケアと強制給餌で、徐々に回復していきました。



🏠 家族募集中です!

パセリ君は、とっても甘えん坊で、のんびり屋さん。

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人の膝の上が大好き

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他のネコちゃんがいて、順番待ちでGETしたボランティアさんのお膝上

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抱っこは、ぎゅーっとしがみついて離れません♡


現在も体調を見ながら治療を続けていますが、
パセリ君は、体調が不安定な中でも毎日を懸命に過ごしています。

シェルターで治療の日々を送るよりも、
誰かのそばで、静かに、のびのびと、安心して過ごせる温かいご家庭とのご縁があれば…

きっとパセリ君の心と体も、もっと穏やかに落ち着いていくのではないかと思っています。
そんな日が訪れることを、心から願っています。

こまめなコミュニケーションやケアが必要な子ではありますが、ゆっくり向き合ってくださる里親さまとの出会いをお待ちしております。

▼ 見学・里親申込みはこちら


5月8日でもうすぐ3歳になるパセリ君。
どうか、パセリ君を家族に迎えてくださる方とつながれますように。

ボランティア一同、心からお待ちしています。

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🐾 ご支援のお願い

パセリ君は、これまでにもたび重なる手術・入院・通院を乗り越えてきました。かかった医療費は非常に高額で、今も継続的なケアが必要です。

ティアハイムさいたまは、全員が本業の合間に活動するボランティア団体です。専任スタッフはおらず、活動は皆さまからのご寄付と私たちの持ち出しで成り立っています。

しかし現在、医療費・光熱費・施設維持費などが深刻になってきています。

支援物資も大変ありがたくお受け取りさせていただいておりますが、医療費など活動の根幹を支える「ご寄付」は何よりも助かります。

「パセリ君のために何かしてあげたい」
「保護犬・保護猫たちを応援したい」

そんなお声をかけてくださる方がいらっしゃいましたら、ご寄付というかたちでのご支援をお願いできますと大変恐縮に存じます。

 ▼ご寄付はこちらから

 
温かいご支援とシェア、どうぞよろしくお願いいたします。


↑ 記事はここまで ↑ 
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皆様からの温かいご支援に、心より感謝申し上げます


ティアハイムさいたまは、すべてボランティアで運営する動物保護シェルターです。
病気や怪我を負った子たちの医療費がかさんでおり、皆さまの温かいご支援を必要としています。


ご寄付の方法


■ 銀行振込でのご寄付
ゆうちょ銀行
記号番号:10390 – 98370441
口座名義:トクヒ)シリウス

他銀行からの送金の場合
支店名:〇三八(ゼロサンハチ)支店
口座番号:普通 9837044
口座名義:トクヒ)シリウス
※「トクヒ)」は「特定非営利活動法人」の略です。



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皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします


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